ストレスで食べてしまうのをやめたい|自己嫌悪を減らす対処法と記録の付け方

公開 ・ AutoMeal

結論

ストレスで食べてしまったあとは、食べたものと時間だけを記録して、自分への評価は書かないのが続けるコツです。きっかけを「時間・直前の出来事・気分」の3点で振り返ると、食べる前に別の行動を挟みやすくなります。食べすぎが続いてつらい場合は、医療機関に相談してください。

この記事の要点

  • ストレス食いのあとは、食べた事実だけを書き、反省文は書かない

  • 記録をやめるきっかけは、食べすぎより自己嫌悪であることが多い

  • きっかけは「時間・直前の出来事・気分・空腹度」の4項目で振り返る

  • 食べる前に、5分でできる代わりの行動を2〜3個決めておく

  • 食べすぎが止まらず生活に支障があるときは、医療機関に相談する

ストレス食いとは何?なぜ食べてしまうの?

ストレス食いとは、お腹が空いていないのに、気分を落ち着かせるために食べることです。原因は意志の弱さだけではありません。

ストレス食いとは、空腹ではなく、不安・疲れ・イライラなどの気分をやわらげるために食べる行動です。「感情的摂食」や「エモーショナルイーティング」とも呼ばれます。

一般的には、次のような場面で起こりやすいといわれます。

  • 仕事や家事が終わった夜、気がゆるんだとき
  • 人間関係で嫌なことがあった直後
  • 寝不足や疲れが続いているとき
  • 家で1人になり、やることがないとき

この記事の内容は一般論で、医学的な診断の代わりにはなりません。食べ方の悩みが強い場合は、最後の見出しで紹介する相談先も確認してください。

ストレス食いのあと、自己嫌悪で記録をやめてしまうのはなぜ?

食べすぎた日の記録は「失敗の証拠」に見えやすく、書くたびに自分を責めることになります。そのつらさが、記録をやめる理由になります。

記録が止まるきっかけは、食べすぎた日そのものより、食べすぎた日を記録するつらさであることが多いです。カロリーの合計が目標を大きく超えると、数字が自分への採点のように見えてしまいます。

よくある流れは次のとおりです。

  1. ストレスで予定より多く食べる
  2. 記録すると数字が目標を超えていて落ち込む
  3. 「どうせ今日はだめ」と思い、さらに食べる
  4. 記録を開くのが嫌になり、そのままやめてしまう

この流れを止めるには、2の段階で数字を「評価」ではなく「事実」として扱うことが大切です。食べすぎた日の記録を残せたなら、その日の記録は成功だと考えます。

ストレスで食べてしまった日は、何をどう記録すればいい?

食べたもの・時間・だいたいの量だけを書きます。反省の言葉や「次は我慢する」という決意は書かないほうが、記録は続きます。

ストレス食いをした日の記録は、細かさより「残すこと」を優先します。正確なカロリーがわからなくても、だいたいの量で構いません。

書くことと書かないこと

書くこと 書かないこと
食べたもの(例:ポテトチップス1袋) 「最悪」「意志が弱い」などの評価
食べた時間(例:23時ごろ) 「明日は絶食する」などの極端な決意
だいたいの量・カロリーの目安 何回も計算し直した細かい数字
食べる前の気分(一言で) 長い反省文

記録の例

  • 22:30 チョコレート菓子1箱、アイス1個
  • 気分:上司に注意されてモヤモヤ

2行だけでも、翌日以降の振り返りに十分使えます。書き終えたら、その日の記録はそこで閉じましょう。

ストレス食いのきっかけは、どう振り返ればいい?

「時間・直前の出来事・気分・空腹度」の4項目を1週間分並べると、食べやすい時間や状況の傾向が見えてきます。

きっかけの振り返りとは、食べたこと自体ではなく、食べる直前の状況を確かめる作業です。目的は自分を責めることではなく、次に別の行動を挟める場面を見つけることにあります。

振り返りの4項目

項目 書き方の例
時間 21〜23時
直前の出来事 残業で帰宅が遅れた
気分 疲れ・イライラ
空腹度(0〜5) 1(ほとんど空いていない)

振り返りの手順

  1. ストレス食いをした日に、4項目を一言ずつメモする
  2. 1週間たったら、メモを並べて見比べる
  3. 同じ時間帯や同じ出来事が2回以上あれば、そこを「食べやすい場面」とする

空腹度が0〜1の日が多い場合は、体の空腹ではなく気分で食べている可能性があります。逆に空腹度が4〜5の日が多い場合は、食事の間隔が空きすぎていないかも見直してみてください。

食べたくなったとき、食べる前にできる代わりの行動は?

5分以内でできる行動を2〜3個、前もって決めておきます。食べたい気持ちが落ち着くまでの時間をつなぐのが目的です。

代わりの行動は、食べることを禁止するためのものではありません。食べるかどうかを決める前に、5分だけ間を置くための手段です。

5分でできる代わりの行動の例

  • 温かいお茶や白湯を1杯飲む
  • 歯みがきをする
  • 家の中を歩く、ストレッチをする
  • 3分だけシャワーを浴びる、手を洗う
  • 今の気分をメモ帳に一言だけ書く
  • 好きな曲を1曲聴く

続けるためのポイント

  • 行動は2〜3個に絞り、スマホのメモなどに書いておく
  • 5分たってもまだ食べたければ、食べてもよいことにする
  • 食べた場合も、前の見出しの方法で事実だけを記録する

「5分後に食べてもいい」と決めておくと、我慢するストレスが増えにくくなります。代わりの行動がうまくいかない日があっても問題ありません。

ストレス食いが止まらないときは、誰に相談すればいい?

食べすぎが週に何度も続く、食べたあとに強い罪悪感で吐きたくなるなど、生活に支障がある場合は、医療機関への相談をおすすめします。

セルフケアで対処できる範囲には限りがあります。次のような状態が続く場合は、1人で抱え込まずに専門家へ相談してください。

  • 短時間に大量に食べてしまい、自分では止められない
  • 食べたあとに吐く、下剤を使うなどの行動がある
  • 食べることや体重のことで、仕事や睡眠に影響が出ている
  • 気分の落ち込みが2週間以上続いている

相談先の例

相談先 相談できること
かかりつけの内科 体調の確認、専門の医療機関の紹介
心療内科・精神科 ストレスや食べ方の悩みについての診察
自治体の保健センター 心の健康についての相談、受診先の案内

受診するか迷う段階でも相談して構いません。この記事は一般的な情報で、個別の診断や治療の代わりにはなりません。

よくある質問

その日は楽になっても、1日空くと翌日も記録しにくくなります。食べたものと時間だけを2行書いて閉じれば、負担は小さく済みます。食べすぎた日に記録を残せたなら、記録としては成功です。

一般的には、極端に食事を抜くと強い空腹から次の食べすぎにつながりやすいといわれます。翌日はいつもどおりの食事に戻すのが基本です。体調に不安がある場合は、医師や管理栄養士に相談してください。

意味はあります。食べる前に5分置けた日と置けなかった日を比べると、自分に合う行動が見えてきます。食べた日も事実だけ記録して、次の振り返りに使いましょう。

一般的に、ストレス食いは気分をやわらげるために食べる行動を広く指す言葉です。自分で止められない大量の食べすぎが繰り返され、生活に支障がある場合は、医療機関での診察が必要なことがあります。自己判断せずに相談してください。

食べすぎた日の記録がつらい人は、数字で責められない記録の方法を選ぶのもひとつの手です。オートミールは、食事をざっくり記録すると相棒がごはんをもらったように反応してくれる体重管理アプリです。厳しい評価やダメ出しはないので、食べすぎた日でも記録を続けやすくなっています。オートミールを App Store で見る → https://apps.apple.com/jp/app/id6787341904

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